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工業分析(石炭の)

proximate (technical) analysis

 石炭を工業的に利用する際に目安となる性質を表示するための分析方法で,水分,灰分,揮発分,固定炭素を定量する[JIS M 8812].サンプリング,縮分操作を経た到着炭試料を調湿・粉砕して分析試料とする.調湿過程での減量割合を湿分または付着水分と呼ぶ.
水分:調湿試料を107±2℃の恒温槽中に1時間入れて乾燥させた場合の減量割合.湿分と水分を合わせて到着炭質量に対する百分率で表したものを全水分または到着水分と呼ぶ.
灰分:調湿試料を815℃の空気中で完全燃焼させた場合の残留割合.
揮発分:調湿試料を蓋付き白金るつぼに入れ,空気を断って900±20℃で7分間加熱したときの減量割合から上述の水分割合を差引いたもの.
固定炭素:調湿試料の質量から水分,灰分,揮発分の質量を差引いた残量割合.