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石炭ガス化

coal gasification

 乾留法,部分酸化法,水素化分解法,水蒸気改質法,接触ガス化法がある.乾留法はコークスを製造する際の副生品として燃料ガスを製造するもので,生成するガスをコークス炉ガス(COG)と呼ぶ.部分酸化法は水蒸気の存在下で石炭の不完全燃焼を起こさせる方法で,ガス化剤に水蒸気と空気を使うと低カロリーガス化(高発熱量2~7MJ/m3N),水蒸気と酸素を使うと中カロリーガス化(同8~13MJ/m3N)となる.水素化分解法は水添ガス化法とも呼ばれ,水素をガス化剤としてメタンを製造し,さらに合成天然ガス(SNG)と呼ばれる高カロリーガス(高発熱量33~42MJ/m3N)を製造する.水蒸気改質法は水蒸気をガス化剤として石炭やコークスを分解する水性ガス炉を近代化したものである.接触ガス化法は触媒を用いて,部分酸化,水素化分解,水蒸気改質の反応を,温和な条件で効率よく行わせる.