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断熱材

insulating materials

 熱の出入りをしゃ断するために使用される材料.熱絶縁材ともいう.保温を目的とする高温用は保温材,保冷を目的とする低温用は保冷材と呼び,900℃程度以上の高温域で使用するものを耐火断熱材と呼ぶ.断熱材は,繊維,粒子,多孔性物質,積層板などを素材とし,熱伝導率の小さい材料でつくられるが,その性能は素材と素材のすきまを満たす空気層の大きさ,形態などに大きく影響される.保冷材の場合には,空気層を真空とし,その圧力を0.01Pa以下に下げ,さらにシールド板を設置したり,粉末を充てんするなどしてふく射の影響を除き,断熱性能を向上させている.低温用の断熱材で大規模な装置に用いる場合には,ポリウレタンフォーム,パーライト(粉末),ロックウールなどが大気圧下で使用される.保温材としては,バーミキュライトや炭酸マグネシウムなどの多孔質材料,けい酸カルシウムなどの繊維状材料,発泡スチロールなどの有機質材料などが用いられる.れんがを多孔質化した耐火れんがは1800℃の高温まで使われる.