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流動様式

flow pattern

 混相流では気体,液体,固体などの各相の空間的,時間的分布は相間の相対運動や外力,流路壁等の影響を受けて一般に非均質になるが,それぞれの相の空間分布の仕方は各相の組成や濃度に対応して,いくつかのパターンに類型化される.これら類型化された流れのパターンを流動様式と呼ぶ.例えば,垂直上向き気液二相流で,液流量を一定に保ち,気相流量を増すと,気泡流,スラグ流またはチャーン流,環状噴霧流,噴霧流などの流動様式をとる.水平流路では,気泡流,プラグ流,成層流,波状流,スラグ流,環状噴霧流,噴霧流などが知られている.これらの流動様式は,気液流量,流体物性,流路形状や流れの向き,加熱条件等に依存する.気液以外の混相流においても,類似の流動様式が観察される.一般に流動様式遷移は,線図や相関式で与えられる.