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ウインドファーム

wind farm

 複数の風力発電機から構成される風力発電プラントを意味し,ウインドパーク(wind park),集合型風力発電所も同義語として用いられる.通常は電力系統に連系して運転する.1980年代初頭にアメリカのカリフォルニア州で発祥し,現在は全世界に建設されている.その総設備容量は約3500MW(1997年1月),西暦2000年には10000MW規模に達すると予測される.現在の商業風車単体の出力規模は200~750kWであり,配置形式は格子状のものや,海岸線に沿って一列に並ぶものなど多様である.集合化のメリットは,発電量の増大と集中立地による建設コストの低減に加え,自然風に伴う出力変動の緩和が挙げられる.平均出力に対する変動成分の割合はおよそ風車台数の平方根に反比例して減少する.一般に,風力発電の投入割合が10%までは,変動成分の系統への影響はないと考えられており,デンマークのように総発電量の10%の風力発電の開発を目標とする国もある.通産省の調査結果によると,日本にも相当量の風力発電のポテンシャルが存在する.普及促進にむけて,騒音低減などの課題がある.

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