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加圧ミル

pressurized mill

 機内の運転圧力が正圧である微粉炭機(ミル)の一形式.微粉炭焚ボイラにおいては火炉における燃焼圧力は,火炉或いは後部煙道よりのフライアッシュを含む燃焼ガスが炉外に漏えいすることによるケーシングの破損などの補修上の問題から-10mmHg程度の負圧にて運転する平衡通風方式が一般的であるが,微粉炭バーナにおける微粉炭を含む一次空気の圧力は,微粉炭バーナの圧力損失分だけ炉内圧よりも高くなければならず,正圧である必要がある.昭和30年代以前の微粉炭機においては微粉炭機出口の微粉炭管に排炭機を設置し微粉炭機自体は負圧とする方式が一般的であったが,昭和50年代以降の微粉炭焚ボイラではミル入口の一次通風機のみを設置し,微粉炭機は正圧にて運転する加圧ミル形式が,微粉炭焚ボイラの負荷応答性,機器の信頼性等の面から一般的となった.