内容へ移動
ユーザ用ツール
管理
ユーザー登録
ログイン
サイト用ツール
検索
ツール
文書の表示
以前のリビジョン
バックリンク
最近の変更
メディアマネージャー
サイトマップ
ユーザー登録
ログイン
>
最近の変更
メディアマネージャー
サイトマップ
現在位置:
機械工学事典
»
動力エネルギーシステム
»
火力発電所
この文書は読取専用です。文書のソースを閲覧することは可能ですが、変更はできません。もし変更したい場合は管理者に連絡してください。
====== 火力発電所 ====== ==== thermal power station ==== {{tag>..c03 ..c12}} 火力発電所に使用される燃料は,石炭,石油(重油・原油など),天然ガス(LNGおよびLPGなど)などがあり,これら燃料が有する熱エネルギーを電気エネルギーに変換する方法として,ボイラなどで燃焼させた燃焼エネルギーを水に与え,発生した蒸気をタービンに通して発電する方式(外燃機関)と,原動機内に燃料を導き燃焼エネルギーを利用する発電方式(内燃機関)がある. 特に作動流体に水を用いる発電方式を汽力発電といい,火力発電の大部分を占める. 汽力発電所は,燃料をバーナを用いて燃焼させ,ボイラ内の水管を流れる純水に熱エネルギーを与える.純水は,ボイラ内で加熱され蒸気となってタービンに送られるが,湿り蒸気ではタービンの翼にドレンアタックなどの悪影響を与えるので,この蒸気を過熱器を通して乾き蒸気にしてタービンに送る.タービンの役目は,蒸気の持つ熱エネルギーを機械エネルギー(回転力)に変換し発電機を駆動する.また,タービンで仕事をした蒸気は,復水器で海水と熱交換され蒸発潜熱を放出して復水(純水)に戻る.このように,汽力発電所のタービン駆動媒体は,純水~蒸気~純水の相変化が開放部のない閉サイクル(ランキンサイクル)で構成される.汽力発電では水を駆動媒体に用いることから,温度上昇による熱効率向上にはある程度の限界がありおおむね40%強である. これに対しガスタービンと蒸気タービンを組合せたコンバインドサイクルは,燃焼ガスがガスタービンの直接駆動媒体(ブレイトンサイクル)であることから,ガスタービンの燃焼温度の高温化により,一層の効率向上が見込まれる.1300℃ガスタービンでおおむね48~49%(高位発熱量ベース)である. {{popup> :1002346_01.jpg?400 }} ~~NOCACHE~~
12/1002346.txt
· 最終更新: 2017/07/19 08:49 by
127.0.0.1
ページ用ツール
文書の表示
以前のリビジョン
バックリンク
文書の先頭へ