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火炉

furnace

 ボイラにおいて燃料を燃焼させるための空間.燃焼室.燃料と燃焼用空気を混合させ,完全燃焼に必要な滞留時間と温度場を与えるとともに,①特に重・原油だきボイラにあっては火炉壁を構成する水冷壁管への熱負荷を蒸発管保護のため許容レベル以下に収める観点から,また,②特に石炭燃料にあっては火炉壁への石炭灰スラグたい積防止の観点から選定する.固定床燃焼ボイラあるいは流動床燃焼ボイラにあっては火炉壁は耐火材あるいは耐火れんがで構成されることが多いが大容量の噴流床燃焼ボイラでは火炉壁は水冷壁で構成されている.火炉に必要な断面積,高さは特に噴流床燃焼ボイラの場合燃料によって大幅に異なり,天然ガスに必要な断面積,高さを1.0とすると一般的に重・原油では1.2~1.5,石炭では1.5~3.0となる.