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原子炉で核分裂反応により235U,239Puなど核分裂性物質を消費し,その濃度が減耗した原子炉燃料をいう.軽水炉燃料の一例を挙げると235Uを平均3.0%含んでいた新燃料が所定の燃焼後,0.8%に減耗した状態の使用済み燃料などをいう.減損燃料は,通常,外観・構造上顕著な変化はなく,核分裂性物質が減耗したものなので,そのまま保管される場合と,核分裂性物質がまだ十分残存し,かつ239Pu核分裂性物質が新たに生成されている場合には,核燃料物質の再利用のために再処理されることがある.