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致死線量

lethal dose

 放射線の照射により,人が死に致る線量であり,吸収線量(単位記号Gy)を使用して表す.\({\rm{LD}}_{50}^{30}\)のように,照射後30日で50%が死に致る線量のような定義が使われている.放射線の照射による影響として確実に現れるものをいい,確定的影響を表す量とされている.人の場合,~7Gy以上で1箇月以内に100%,~4Gyでは半数が死亡するとされているが,照射条件などによってかなり違った値となる.1~6Gyでは造血器官の障害が現れて,いわゆる血液症状を示し,6~20Gyでは胃腸症状,数十Gy以上では中枢神経症状が支配的となる.