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抽気

bleeding

 (1)軸流圧縮機の小流量域で発生するサージングを防止するため,中間段より作動流率を外部に抽出すること.(2)蒸気タービンから膨脹途中の蒸気を,①プロセス熱作業用,または②給水加熱用に取出すこと,ないし取出される蒸気.ランキンサイクルの熱効率改善の基礎的で最有効な方法.背気の利用と共に1920年代に普及.①の有効性:復水タービン内で主流が為す仕事と抽気が抽気点までになす仕事の和の相当熱量をW,抽気が抽気点以降で為し得るはずの仕事の相当熱量を\(W'\),主流と抽気の持つ蒸発潜熱をそれぞれ\(L,L'\),蒸気発生器からタービンへの正味入熱をQとおく.抽気がない時,熱効率\({\eta _1} = \left( {W + W'} \right)/Q\).抽気がある時,\(L'\)も熱作業に利用されるから熱効率\({\eta _2} = \left( {W + W' + L'} \right)/Q\).\(L' > W'\)を考慮するとη2η1より目立って大.主流も抽気になると(背圧タービン)η2は分子にLも加わり1に近づく.②の有効性→再生タービン.