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機械力学

dynamics of machinery

 機械工学の基礎をなす力学群の一つでニュートン力学を機械工学に直接適用する手法を特長とする.当初は機構の運動を論ずるのが主たる問題であったが,次第に内容の細分化,範囲の拡大が進行し,ほかの専門分野(計測・制御工学,電気・電子工学,応用物理,応用数学など)との境界領域への進出も活発化しつつある.現在の内容は大略以下のように分類される.①線形系の振動(1自由度振動,多自由度振動,連続体の振動,振動絶縁,音響,弾性波動).②過渡振動・衝撃(過渡応答,動特性推定,衝撃絶縁,ステップ・パルス応答,2自由度系).③非線形振動(総説,相平面,解析的手法).④自励振動(総説,負性抵抗,安定判別,定常自励振動,係数励振,自己同期).⑤不規則振動(確率密度関数,パワースペクトル,線形系,非線形・非定常問題,データ処理).⑥熱・流体関連振動(管路系の振動,カルマン渦,流力弾性振動,流体機械の翼振動,容器内の流体振動,海洋浮体の運動,熱・気液二相流).⑦往復機械(ピストン機構,クランク軸のねじり振動,シリンダ列の振動,弁機構の振動).⑧回転機械(トルクと回転速度,回転軸のふれまわり,危険速度,軸受,ロータの釣合い).⑨耐震設計(地震,耐震設計,応答解析).⑩数値解法(固有振動数,伝達マトリックス法,有限要素法,モード解析,部分構造合成法,応答解析).