ユーザ用ツール

サイト用ツール


文書の過去の版を表示しています。


スクルートン数

scruton number

渦励振ギャロッピング等、主に柱状構造物の空力振動評価に用いられる無次元数であり、次式の通り定義される。

\[{S_c} = {\frac{2m\delta}{{\rho} D^2}} \]

ここで\({m}\)は構造物の単位長さ当たり質量、\({\delta }\)は構造物の対数減衰率、\({\rho }\)は流体密度、\({D}\)は構造物の直径である。一般にスクルートン数が大きいほど振動が抑制されやすい。換算減衰率と同義の無次元数であり、風工学の分野で用いられることが多い。

13/1006383.1633997371.txt.gz · 最終更新: 2021/10/12 09:09 by dmc02