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カー効果には,電気的カー効果と磁気的カ-効果がある.電気的カー効果は,静電場内の等方性の透明物質が電場方向に光軸を持つ単軸結晶と同様の複屈折を起こす現象をいい,電気複屈折ともいわれる.磁気的カー効果は,磁場内の物質または磁性体によって反射された直線偏光がだ円偏光になる現象をいい,その中でも反射面の法線方向と磁光の方向が平行である場合を極カー効果という.光磁気ディスクでは,極カー効果を利用して記録されたデータの再生が行われている.