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潤滑油の表面あわのできやすさと消えにくさをいう.油中に分散した気ほうの抜けやすさの放気性とは区別される.表面あわが多いと循環給油に差支えるほかに,タンクからあふれ火災の原因ともなる.潤滑油の劣化や異物の混入によって助長される.あわ消し剤も効果があるが,必要以上の添加剤を入れないことも重要である.[JIS K 2518]では試料に5分間一定割合の空気を吹き込み,発生したあわの量をあわ立ち度とし,10分放置後の量をあわ安定度として評価する.