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加振試験

excitation test, vibration test

 構造物を何らかの方法で加振し,その構造物の振動特性を試験すること.加振試験を行うに当たって,①加振方法,②加振信号波形,③加振機の取付位置,④検出器,⑤信号処理法などを選定する必要がある.それらの選択は,試験対象により異なる.加振法および加振信号波形の基本的分類は表に示すとおりである.加振方法としては,動電式加振機のように試験対象と機械結合して加振するものと,インパルスハンマで衝撃を与えたり,電磁石を用いて非接触で加振するものがある.回転体の試験にはインパルスハンマによる加振や電磁石による加振法が用いられる.最近は加振の容易さ,解析装置の簡便さ,低価格化にともない,インパルスハンマによる加振試験が主流となっている.しかしながら,加振力,加振周波数の制御が難しい,加振エネルギーが不十分,非線形構造物には不向きなどの欠点もあり,これらの解決に向けた研究も鋭意行われている.また,加振信号の種類により,正弦波を用いる正弦波加振法,ランダム波を用いるランダム波加振法,インパルス波を用いるインパルス波加振法などが存在しており,試験対象や目的に応じて加振方法と組合せて用いられる.

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