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薄鋼板のプレス成形性と塗装表面の鮮映性を向上させるために行う表面粗面化処理.プレス成形時には鋼板と金型間の潤滑性を向上させ,焼付きを防止し,成形性を向上させる.また,塗装膜の密着性と鮮映性を向上させるためにも,鋼板表面には規則的な微小凹凸が必要となる.このため,調質圧延ロールの表面を粗面化するが,レーザ光(レーザダル加工),ショットブラスト,放電(放電ダル加工),電子ビームなどを用いて処理されている.レーザ光を用いた場合は均一性や品質の面で優れているが,加工コストの面に難点がある.ショットブラストや放電加工ではレーザ加工の場合と反対の特徴を持っている.