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ピニオンカッタまたはラックカッタを用いて創成歯切りを行う歯切り盤.ピニオンカッタと歯車素材との間に,ピッチ円どうしが転がり接触しつつ回転する歯車のかみあい状態と同じ運動を行わせると同時に,カッタに軸方向往復運動を与えて,形削りによる創成歯切りを行う.同じ創成歯切り盤であるホブ盤と比べると,加工能率と精度ではホブ盤に劣るが,ホブ盤では加工できない内歯車や,段付き歯車の加工ができる特長がある.ラックカッタを使用して平削りを行う機械も歯車形削り盤として分類されている.