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グループテクノロジー

group technology (GT)

 部品の形状や加工工程の類似性に基づいて類似部品を定義し,部品をグループ化する方法.グループ化された部品群を部品ファミリーと呼ぶ.GTは類似部品を同時に取扱うことによって,設計や生産に効率性が付与できるという生産原理に基づいている.設計段階では,類似形状を持つ部品は類似設計になるという観点にたてば,新製品の設計が,既存の類似部品を見つけ出し,それに必要な変形を加えるだけで効率よく行うことができる.また生産段階では,類似部品加工の遂行によって,段取り時間や回数ならびに工程間運搬や工程内待ち時間を減少させることができる.GTにおいて,部品ファミリーをどのように構成し,その生産に割当てられる機械群をどのように編成してレイアウトするかが重要となる.これには,専門家が現物や図面を見ながら分類する目視調査法,部品の寸法や形状に基づいて意味のあるコードを付けるコーディングシステム,おもにOR技法やグラフ理論を使って分類する分類アルゴリズム,図面や工程手順の情報を利用して現実のデータから部品ファミリーと機械グループを構成する生産フロー分析,仮想合成製品を定義し,その製品の形状パラメータを操作することによって得られる部品群を規定する合成製品法,などがある.特に,コーディングシステムに関して,H.Opitzによって開発されたOpitzコード(Aachen 工大方式)は良く知られている.