ユーザ用ツール

サイト用ツール


深海潜水艇

deep submersible

 潜水艇は,海中での調査・作業などに使用される装置で,有人潜水艇,索付き無人潜水艇および索無し無人潜水艇の3種類に大別される.しかし,無人潜水艇はいわゆる海中ロボットと称されていることから,いわゆる潜水艇とは別に分類することとする.また深海とは,海を対象とした人々もその対象により若干定義が異なり,潜水士(大気圧潜水をする人)は,50m以深を深海といったりする.また海洋学的には,大陸棚斜面の平均的な水深である500m以深をいう.一般的には500mより深い海中を潜行可能な装置をいう.深海潜水艇は,・しんかい6500・に代表されるような通常型の潜水艇で,乗員が乗込む耐圧殻といわれる水圧に耐える丈夫な容器,浮力を得るための浮力材,海中での浮力調整を行うためのバラストタンク,重錘,ポンプ,高圧ボンベ,移動するためのスラスタ装置などから構成される.また近年では有人潜水艇と無人潜水装置を組合せた複合型の潜水艇も出現している.さらに,無人の潜水用ロボットにおいても,深海に沈没した船舶や,墜落した航空機の探索,回収,および海洋調査のために大深度用のものも開発されており,・かいこう・(海洋科学技術センター所有)は,マリアナ海溝の最深部である10911.4mに到達するものまである.

1006030_01.jpg