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Automatic Identification Systemの略称で、日本語では自動船舶識別装置という。AISは、船舶の船名、種類、位置、針路、速力、目的地、航行状態及びその他の安全に関わるデータを、VHF帯の電波で自動的に送受信し、船舶間及び船舶陸上間で、情報交換を行うシステムである。船舶の速力とデータの種類に応じて、2秒から6分ごとに自動送信される。レーダでは把握できない島影の船舶も認識でき、危険回避に有効である。
海上における人命の安全のための国際条約により、日本国内では、次に示す船舶はAISを搭載することが義務づけられている。
(1) 国際航海に従事する300総トン以上の全ての船舶
(2) 国際航海に従事する全ての旅客船
(3) 国際航海に従事しない500総トン以上の全ての船舶

ais.1549244756.txt.gz · 最終更新: 2019/02/04 10:45 by tld05