接線係数理論

tangent modulus theory

 軸圧縮荷重を受ける短柱の塑性座屈理論の一つ.柱の曲げ座屈は荷重の増加のもとで,断面全域塑性の状態下で進行する.すなわち,座屈荷重はEulerの弾性座屈公式の縦弾性係数Eを接線係数Etに置換えた次式で与えられる.\[P = \frac{{{\pi ^2}{E_t}I}}{{{l^2}}}\]