視覚センサ

visual sensor

 ビジョンセンサともいわれ,人間の目に相当するセンサである.センサ素子としては,おもにCCDイメージセンサが用いられる.画像信号に対してノイズ除去,ディジタル化などの前処理を行い,次に対象の位置,方向,面積などの計測,形状特徴の抽出,距離の計測,稜(りょう)や頂点の抽出,そして物体認識がなされる.視覚センサの応用は,計測による部品の位置合せ,認識による文字や記号の読取り,選別や検査などがあり,知能ロボットでは両眼による立体視,ハンドアイシステムによる能動センシングなどが用いられる.