目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
スラリーをろ材,すなわちろ布,ろ紙などに通過させて,スラリー中に懸濁する粒子と清澄液を分離する操作である.粒子はろ材表面で捕捉され,そのたい積層をろ過ケークと呼び,ろ材を通して得られた清澄液をろ液という.スラリーをろ過ケーク層およびろ材を通過させる推進力として重力,加圧,真空,遠心力などが用いられ,それぞれ重力ろ過,加圧ろ過,真空ろ過,遠心ろ過と呼んでいる.ろ材として普通,綿や合成繊維などの織布,フェルト,金網などが使われている.