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相当ひずみ
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====== 相当ひずみ ====== ==== equivalent strain ==== {{tag>..c07}} 任意の変形状態に対するひずみの大きさを定義する量であって,単軸引張りでの軸ひずみに対する相当量として用いられる.有効ひずみともいう.通常,等方性材料に対しては,ミーゼスの降伏条件と類似な関数によって\[\bar \varepsilon = {\left( {\frac{2}{3}{e_{ij}}{e_{ij}}} \right)^{\frac{1}{2}}} = \frac{{\sqrt 2 }}{3}{\left[ {{{\left( {{\varepsilon _{11}} - {\varepsilon _{22}}} \right)}^2} + {{\left( {{\varepsilon _{22}} - {\varepsilon _{33}}} \right)}^2} + {{\left( {{\varepsilon _{33}} - {\varepsilon _{11}}} \right)}^2} + 6\left( {\varepsilon _{12}^2 + \varepsilon _{23}^2 + \varepsilon _{23}^2} \right)} \right]^{\frac{1}{2}}}\]と定義されることが多い.ここで\({{\varepsilon _{ij}},{e_{ij}}}\)はそれぞれひずみテンソルと偏差ひずみテンソルである.特に塑性変形の場合,変形履歴をひずみ空間内のひずみ経路として表示するとき,全ひずみ理論では原点から現在のひずみ点までの距離,ひずみ増分理論ではひずみ経路の長さを相当ひずみと定義する.後者の場合,ひずみ経路上の微小線分が[[07:1007345|相当ひずみ増分]]であり\[d\overline {{\varepsilon ^p}} = {\left( {\frac{2}{3}de_{ij}^pde_{ik}^p} \right)^{\frac{1}{2}}}\]と表される.このとき相当塑性ひずみは次式で与えられる.\[\overline {{\varepsilon ^p}} = \int {d\overline {{\varepsilon ^p}} } \] ~~NOCACHE~~
07/1007344.txt
· 最終更新: 2017/07/19 08:48 by
127.0.0.1
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