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弾性体内に生じる変形の状態を表す物理量は,応力成分が6,変位成分が3,ひずみ成分が6の計15個である.これらの未知量の数に対応する基礎方程式群が知られており,弾性基礎方程式という.すなわち,3個の応力の釣合い式(平衡方程式),6個のひずみ-変位関係式および6個の応力-ひずみ関係式(フックの法則)の合計15個の方程式群が弾性基礎方程式である.線形弾性体の微小変形問題では,このほかに境界条件が与えられれば唯一の解が得られることが証明されている.【一意性の定理】