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金属とCOをオートクレーブ中,高温(約200℃)高圧(150~200気圧)下で反応させて金属カルボニルM(CO)xを合成し,それを再び200℃前後で熱分解することにより微粉末が得られる.分解条件により0.1~10μmの各種の粒度に調整できる.得られる粉末は高純度の球形微粉であり,焼結性に優れているが,高価であるため,電磁気材料用などの特殊な用途や超硬合金,焼結機械部品への添加用が主な用途である.カルボニルを作るすべての金属に適用できるが,実際に製造され実用されているのはFe粉とNi粉である.