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ガラス繊維を用いたGFRPの曲げ弾性率は20GPa程度と,金属よりかなり低いので,変形が問題になるところでは注意を要する.炭素繊維を用いたCFRPはアルミと同等以上の曲げ弾性率にすることが可能である.破壊は引張側で起こることが多いが,最近の高性能炭素繊維を用いたCFRPでは圧縮側から破壊し,また層間破壊も起こり得る.一般にGFRPは曲げ強さが引張強さより大きく,CFRPはその逆となる.