目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
まね(真土)を使った鋳型で,古来から美術工芸品の鋳造に使用されている.美しくなめらかな鋳肌が得られ,写実性に優れている.大別すると,惣(そう)型と焼型に分かれる.前者は,造型後表面を900℃位で焼いて,常温になってから鋳込みを行う.この方法で,鍋,釜,梵鐘(ぼんしょう),仏像などが作られた.後者は,高温のまま鋳込みを行う.この方法は,寄せ型による複雑な形状の美術品の鋳造に利用されてきた.