目次
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タービンにおいては一対の固定羽根(ノズル,ステータ)と回転羽根(ブレード,ロータ)により,ある範囲の断熱熱落差あるいは圧力比を消化する.このような単位を一つの段という.一つの段による仕事は回転羽根の周速に比例的であるが,強度上の制約により,回転機械の周速は制限され,一つの段が消化する断熱熱落差も制限される.したがって,大きな断熱熱落差を消化するには複数の段が必要になり,多段膨張を採用することになる.一方,再熱,再生(抽気)加熱および分流なども,段を複数にする要因になっている.