目次
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反応熱,融解熱,転移熱,比熱などの熱量を測定する装置の総称.熱量の測定方法の原理は,測定しようとする熱を熱量計内の熱容量が既知の物質におきかえて,その温度変化を測定するか,温度を一定として,融解を受けた潜熱量などから熱量を計算するかのいずれかである.また,熱量の測定過程において試料系と外部とを熱的に遮断し,相互に影響をなくすようにしたものを断熱型熱量計,外部との熱の出入りを定量的に把握して補正するものを熱伝達型熱量計,と分類される.さらに,温度あるいは加熱量を連続的に変化させ,それを記録して熱量を算出する走査型がある.