目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
流動床ボイラともいう.流動層燃焼を利用した石炭だきボイラである.燃焼中の流動層の中に蒸発管を設置すると,これまで熱貫流のネックになっていたガス側の熱伝達率が飛躍的に上昇することと,層内の燃焼負荷率が3MW/m3程度と油だきボイラ並に高いことから,非常に高い体積利用率が達成される.さらに流動媒体に石灰石やドロマイトを使うことにより,炉内脱硫が実現できる.火格子燃焼は小型ボイラにしか適合せず,微粉炭燃焼は高コストで,炭種融通性に乏しいので,一般の石炭だきボイラにはこの形式が向いている.