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11:1009993 [2017/07/19 08:49] – 外部編集 127.0.0.111:1009993 [2019/01/31 09:53] (現在) – [emission test mode] esd01
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-====== 排出ガス試験走行モード ======+====== 排出ガス試験走行モード ======
 ==== emission test mode ==== ==== emission test mode ====
  
 {{tag>..c11}} {{tag>..c11}}
  
- 我が国では都市の交通実態調査に基づいて統計処理が行われ,自動車排出ガスの試験用として排出ガス試験走行モードが設定された.ガソリン車(LPG車を含む)とディーゼル車について走行モードが制定されている.[[11:1008942|10モード]]はガソリン・LPGを燃料とする乗用車および車両重量2.5t以下のトラック,バスを適用車種とする都市内走行を模擬した走行モードで,平均車速は17.7km/h,最高速度は40km/hで,1973年に制定された.11モードは適用車種については10モードと同じであるが(ディーゼル車は除く),朝の通勤時を模擬した走行モードで平均車速30.6km/h,最高速度60km/hであ.6モードは車両重量2.5t以上のガソリン・LPG・軽油を燃料とするトラック・バスを適用車種とし,6種の定常運モードで構成され,負荷とエンジン回転速度の6種の配分は,都市内走行を模擬した10モードを基礎としてい.その後,高速道路の拡充にともない,走行モードが見直され,1994規制として,10モードは最高速度70km/hの高速モードが追加された[[11:1005495|10-15モード]]に変更され,1995年規制として,6モードは低速走行を重視した[[11:1005494|13モード]]に変更された. + 我が国では都市の交通実態調査に基づいて統計処理が行われ,自動車排出ガスの試験用として排出ガス試験走行モードが設定された.ガソリン車(LPG車を含む)とディーゼル車について走行モードが制定されている.1973年に制定された10モードはガソリン・LPGを燃料とする乗用車および車両重量2.5t以下のトラック,バスを適用車種とする都市内走行を模擬した走行モードで,平均車速は17.7km/h,最高速度は40km/hであった.11モードは適用車種については10モードと同じであるが(ディーゼル車は除く),朝の通勤時を模擬した走行モードで平均車速30.6km/h,最高速度60km/hであった一方,6モードは車両重量2.5t以上のガソリン・LPG・軽油を燃料とするトラック・バスを適用車種とし,6種の定常運モードで構成されエンジン単体をテストベンチで評価する試験モードである.6モードの負荷とエンジン回転速度の配分は,都市内走行を模擬した10モードを基礎としていた .その後,高速道路の拡充にともない,走行モードが見直され,199110モードは一部を最高速度70km/hの高速モードに置き換えた10-15モードに変更された.その後,より実際の走行状態に近づけたJC08モードが導入され,2008年に11モードが,2011年には10-15モードがそれ代替された.2018年には世界統一試験サイクルであるWLTCモードへと変更された.一方,6モードについて,1994年により当時の使用実態に合わせた運転領域としたD13モードに,2005年にはそれまでの定常試験サイクルから過渡試験サイクルであるJE05モードに変更され,さらに2016年以降冷機試験も加わっ世界統一試験サイクルであるWHTCモードが導入されている.なお,2005年以降それまで車両総重量2.5tだった軽・中量車と重量車の区分分けが3.5tに変更されている
  
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11/1009993.1500421763.txt.gz · 最終更新: 2017/07/19 08:49 by 127.0.0.1