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エンジンの吸・排気弁を通る流れを,弁前後の圧力,上流側温度および弁の幾何学的開口面積についての断熱定常オリフィス流れとして扱い,その理論質量流量に対する実測値の比を弁流量係数という.吸気弁については,弁揚程の小さいとき0.9~0.95,最大弁揚程付近で0.7程度であり,排気弁については前者のそれぞれより約0.1小さい.