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MHD発電の中でも,作動流体に0.01%程度のアルカリ金属(カリウムなど)を添加(シード)した希ガス(アルゴンやヘリウム)を用いる方式で,プラズマの非平衡電離現象を利用することから比較的低い作動気体温度(2000K程度)においても高効率発電が可能である.作動流体は熱交換器で加熱され発電機に導かれた後,ボイラ,圧縮機などを経て循環することから,密閉形(クローズドサイクル)MHD発電と呼ばれる.高い導電率を有することから発電機の小型化が可能で,また多様な熱源に適用できる利点を持つ.