目次
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振動問題において,系のパラメータ,初期条件,外力が不確定量のとき,振動波形に再現性はなく,系の応答を確定量として予知することはできない.このような振動を不規則振動あるいはランダム振動という.時間とともに不規則に変動する外力として,地震,突風,乱気流,荒海上の波浪,路面凹凸などがある.確率論や確率過程論の手法を振動理論と組合せて,確率論的立場からの系の応答計算ならびに安全性評価を行うことが,不規則振動論の目的である.