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二面間に作用する摩擦力Fをそのときに作用する垂直力Pで除した値.摩擦係数μはμ=F/Pとなる.また斜面を滑り落ちる場合には,斜面の傾き角をθとすると摩擦係数はμ=tanθとなる.摩擦係数には静摩擦係数と動摩擦係数がある.摩擦係数は材料固有の値ではなく,摩擦状態で0.0001~10以上の広範囲にわたって変化する.大気中無潤滑ではほんとんどの金属は0.1~1.0に入る.また摩擦力より小さな接線力を作用させたときには,同様な比を接線力係数と呼び,摩擦係数と区別する.