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最適化手法の一つで,最小化すべき目的関数fについて,現在の解xに対し,Δ=f(y)-f(x)を求め,Δ≦0ならば改善として新しい解yに移るが,Δ>0でも確率e-Δ/Tでyに移ることを許す.このT(>0)は温度と呼ばれ,探索初期値から,その進行状況に応じてより小さな値へ設定する.このことにより探索が初期において局所解に補そくされることを防止し,これが統計物理における焼なまし現象と対応していることから,シミュレーテッドアニーリング法と呼ばれている.