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擬似ひずみエネルギー関数

pseudo strain energy function

生体軟組織に負荷と除荷を加えるとヒステリシスが生じる.ひずみあるいは応力を負荷する範囲を固定して負荷と除荷を繰返し与えると,ヒステリシスループがおおむね安定する.この操作をプリコンディショニングと言う.安定したヒステリシスループの負荷経路と除荷経路を異なる超弾性体とみなして,各経路の応力-ひずみ関係に対してひずみエネルギー関数の材料定数を別々に決定する.それぞれの経路に対して異なる超弾性体とみなして扱えるのが利点であるが,繰返し負荷を与えるひずみあるいは応力の範囲に依存してヒステリシスループが変化するのが短所である.ひずみエネルギー関数はひずみエネルギー密度関数とも言われる.