キーワード: 企画・特集

豚肉処理ロボットのセル生産化

No.1245, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1245-18/

はじめに これまでの自動除骨装置 食肉処理工程の中でも、骨を取り除く除骨工程と脂などを除去したり厚みや形状を整えたりする整形工程は、作業内容の難易度が高いことから依然として手作業に依存しており、自動化の余地が大きい。 (株)前川製作所(以後、マエカワ)は、これまでに豚部分肉から骨…Read More

食品製造工場の自動化に向けて

No.1245, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1245-20/

はじめに 株式会社イシダについて (株)イシダは1893(明治26)年に民間初のハカリメーカーとして京都にて創業した。120年を超える歴史の中で日本経済および産業技術の発展と共に、先進の計量技術を生み出し、近年では計量のみならず包装、検査、表示、情報、搬送、衛生などの分野に事業領…Read More

より多くの人々によりおいしい幸せを

No.1245, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1245-22/

加熱撹拌機とは 味作りの工程を担う食品加工機械 梶原工業(株)(販売会社:(株)カジワラ)は、主に食品用加熱撹拌機の製造、販売を行い、撹拌翼で液体を混ぜるだけでなく、食材が焦げ付かないように加熱面のかき取りを行いながら混ぜる機械を得意としている(図1)。 食品機械の展示会に行くと…Read More

2022 年認定 機械遺産

No.1245, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1245-26/

機械遺産の認定は、2007 年に日本機械学会創立110 周年を記念して発足した事業で、これまで113件を認定し、今年で16回目となる。応募・推薦があった候補の中から厳正なる審査の上、3件の認定が決定した。 PDF形式でご覧下さい。 [ 2022年度認定 機械遺産 ] 機械遺産HP…Read More

2022 年度年次大会 開催のご挨拶

No.1245, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1245-04/

大会委員長 下山 勲(富山県立大学) 実行委員長 小熊 規泰(富山大学) シンギュラリティがもたらす機械工学の未来 新型コロナウイルスは次々と変異を繰り返し、依然として世界中に蔓延している状況下で、人類はウイルスといかにして共存していくのか、あるいは封じ込めができるのか、最重要課…Read More

食品機械業界を取り巻く現況と将来の展望

No.1245, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1245-14/

はじめに 食品機械とは? 食品機械は、主として農産物、畜産物または水産物を原料素材として加工処理し、これを多種多様な食品、飲料、調味料などに調理生成するための工程において使用される機械・器具および装置である。 一般社団法人日本食品機械工業会(以下、日食工)は、これら食品機械・器具…Read More

ニューノーマルな生活様式を支える神経刺激インタフェース

No.1244, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1244-06/

ニューノーマルな生活様式 ウィズ(ポスト)・コロナと呼ばれるニューノーマル時代の生活様式についての考察 新型コロナウイルス感染症の流行拡大が始まって2年が過ぎようとしている。一時的に小康状態にあったこの流行であるが、新株の登場によって再度流行が広がってきている。この感染症の流行拡…Read More

モバイル端末による整形外科疾患スクリーニング

No.1244, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1244-10/

はじめに モバイル端末で健康状態を把握 withコロナで、いっそう注目されているのは、医療現場に訪れなくても、人々の健康状態がわかる技術であろう。これまで診察室で医師が判断しているようなことが、生活の現場でもできるようになれば、患者の移動コストを下げることができる。またある程度の…Read More

新しいコミュニケーションのための人間拡張基盤

No.1244, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1244-14/

コロナ時代になりテレワークやWeb会議が普及し、ツール自身も進化している。しかしながら、画面のなかで得られる情報のみでコミュニケーションをとっているため、相手の情報が十分とはいえず、どうしても伝えるということが中心になっている。本稿では“伝える”を“伝わる”に変える技術の一つとし…Read More

BodySharing: 固有感覚の伝達による体験共有

No.1244, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1244-18/

はじめに 人類は、印刷、スピーカやディスプレイ(テレビ)を通じて、視覚情報としてさまざまな人生の体験を共有してきた。筆者らの研究グループでは、体性感覚をも共有するBodySharing(1)を実現することで、臨場感溢れる体験共有を目指している。 BodySharingとは、「身体…Read More

建設技能作業再現システムの開発~遠隔左官作業における性能や作業性を実証~

No.1244, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1244-22/

はじめに 建設現場において、各種建設機械を用いた作業は積極的に自動化が進められ生産効率は年々上がっている。しかし、ビルの内装工事など人が手作業で行ってきた部分の機械化は、数十年にわたりさまざまな取り組みが行われてきたが、事実上ほとんど開発が進んでいない。この手作業を機械化、自動化…Read More

コロナ禍における遠隔医療(オンライン診療)

No.1244, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1244-26/

遠隔医療の変遷 我が国では、1970年代から遠隔医療の取り組みが始まり、1996年には、厚生労働省に遠隔医療研究班が組織された(1)。当時は画像伝送を中心とした取り組みが多く、研究班では「遠隔医療とは、映像を含む患者情報の伝送に基づいて遠隔地から診断、指示などの医療行為および医療…Read More

アバターロボットを活用した新たな移動サービス

No.1244, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1244-30/

図1 アバターを活用した新しい移動イメージ コロナ禍で変革した移動スタイル 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、これまで当たり前に行っていたリアルなコミュニケーションや移動が制限され、ライフスタイルは大きく変革した。人と会うハードルが上がり、職場では、対面会議からオンライン会議…Read More

機械技術者のリスク管理

No.1243, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1243-12/

まえがき 機械技術者にかかわるリスクには、実は二つの面があることを忘れてはならない。一つは、他者に与えるリスクであり、もう一つは、自分自身に降りかかるリスクである。ここで、他者とは、機械技術者が関係した機械設備を直接使用する利用者、導入して事業を行っている企業であり、さらに機械設…Read More

自動運転の高度化と民事責任の変容

No.1243, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1243-17/

交通事故に伴う法的責任とは 刑事・民事責任、行政処分の中で民事責任に着目する 自動運転車による事故について検討する前提として、従来の車両(ここでは人が常に運転の主体となる車両とする)により交通事故が起きた場合の法律関係について述べる。 Aが所有する車両を運転中、運転を誤って歩行者…Read More

保険制度によるリスクの分散

No.1243, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1243-21/

はじめに 我が国が目指す未来社会Society5.0において、IoT(Internet of Things)ですべての人とモノがつながり、さまざまな知識や情報が共有され、今までにない新たな価値が生み出される。また、AI(人工知能)により、必要な情報が必要な時に提供されるようになり…Read More

事故調査の現状と問題点

No.1243, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1243-25/

公的な事故調査の概要 2001年以前、我が国の公的な事故調査機関としては、航空事故調査委員会と海難審判庁があるだけで、それ以外の分野では公的な事故調査機関は存在しなかった。マスメディアや国民の受け止めとしても、「この事故の原因は警察が調べています」という報道を違和感なく受け止め、…Read More

公益通報者保護制度の発展系譜と新たな課題

No.1243, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1243-28/

はじめに 2021年6月30日、電機M社は長崎製作所で製造する鉄道車両用の空調設備の一部で不適切な検査などが行われていたことが社内調査で判明したと公表した(1)。その後、本件は他の工場、製品でも行われていたことが判明し、社長・会長の退任に至っている。 近年、企業による品質・検査不…Read More