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第6回 動力エネルギーシステム分野

No.1255, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1255-42/

エネルギーシステムの構成変化 2013年のエネルギーフローと比較 日本のエネルギーフローの現況として2020年版を図1に示す(1)。一年間に供給された一次エネルギー総供給量(TPES:Total Primary Energy Supply)は17.4 EJ(LHVベース)となり、…Read More

第6回 エンジンシステム分野

No.1255, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1255-44/

2016年公開ロードマップの振り返り この記事では2016年公開ロードマップ記事の振り返りを行うが、その当時からエンジンを取り巻く環境は大きく変化した。特に脱炭素に関しては、2015年末にパリ協定が採択されたが、2018年頃から1.5℃目標が検討されるようになり、日本国内でも20…Read More

第5回 極、零点、安定性

No.1254, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1254-36/

1 閉ループ伝達関数の零点と極 線形時不変システムの安定性を判別する上で、図5.1の閉ループ伝達関数 \[\frac{G(s)}{1+G(s)H(s)}=\frac{a_0+a_1s+\cdots + a_ms^m}{b_0+b_1s+\cdots + b_ns^n}\] (1)…Read More

第5回 人災か?天災か?どちらにせよ、技術者ならば責任追及よりも再発防止を目指せ

No.1254, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1254-38/

ジャーナリストの興味は「人災か?天災か?」だけ 筆者は東日本大震災(2011年)の後、多くのジャーナリストからインタビューを受けた。そこで必ず最初に聞かれたことは、「この事故は人災ですか? 天災ですか?」である。 人災だと認定されたら、彼らは犯人捜しと責任追及を始める。そうすると…Read More

第5回 カーボンニュートラルに向けた熱工学の取組み

No.1254, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1254-42/

熱工学部門における技術分野 熱工学部門は、伝熱、燃焼、熱物性の三つの広い領域をカバーしている部門であり、研究者・技術者はそれぞれの領域と対応する専門学会とも密な連携をしながら議論を進めている。例えば日本伝熱学会では、学術・社会的な貢献が大きな課題をピックアップし、特定推進研究課題…Read More

第4回 周波数応答

No.1253, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1253-32/

1 ゲイン、位相、ベクトル軌跡 線形時不変システムの入出力特性を解析する際に周波数応答が有用である。入力を$u$、出力を$y$、伝達関数を$G(s)$とするシステム \[\mathcal{L}[y]=G(s)\mathcal{L}[u]\] (1) へ正弦波 \[u=\sin(\…Read More

第4回 ナレッジマネジメントによる失敗防止策の効果とその限界

No.1253, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1253-34/

失敗学=失敗のナレッジマネジメント 誰でもちょっとでも活動すれば、失敗して痛い目にあう。しかし痛いからこそ、失敗分析・再発防止し、賢くなる。でも、人間の一生は短い。一人が全種類の失敗を体験するのは無理。そこで共存型の人類は「他人の失敗まで調べて社会全体で知識活用しよう」と考えた。…Read More

第4回 機械材料・材料加工

No.1253, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1253-40/

趣旨 機械材料・材料加工部門では、材料と加工の観点から2007年度より技術ロードマップの作成に取り組んできた。2007年度に「マイクロ・ナノ加工技術ロードマップ」、2008年度には「材料比強度技術ロードマップ」を作成した。2013年度には「3Dプリンタロードマップ」を発表し、20…Read More

第3回 ブロック線図

No.1252, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1252-32/

  1 ブロック線図の基本 システムの入出力関係を視覚的に示すため、ブロック線図が有効である。本稿は線形時不変システムのブロック線図作図方法と変形則を紹介する。ブロック線図は図3.1のように、矢印で入出力を、白丸で足し引きを、黒丸で分岐を、四角で伝達関数を書き表す。シス…Read More

第3回 失敗は忘れた頃にやってくる

No.1252, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1252-34/

  故障の半数は経年劣化として顕在化する 前回の失敗学では、御巣鷹山のJAL機墜落事故(1985年)を紹介した。主因は、墜落7年前の圧力隔壁の修理方法のミスである。その後のフライトごとの加減圧でクラックが伸展し、最後は圧力隔壁が疲労破壊した。失敗は忘れた頃にやってくる。…Read More

第3回_1 計算力学

No.1252, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1252-40/

計算力学分野 本稿では、「技術ロードマップから見る2030年の社会 3・計算力学」(1)を振り返る。 日本の国際的技術競争力を維持・発展させていくためには、新しいアイデアの創出、設計開発プロセスの効率化、製品の品質向上が不可欠である。これらに直接的に貢献できる分野として、計算力学…Read More

第3回_2 バイオエンジニアリング

No.1252, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1252-42/

バイオエンジニアリング分野 バイオエンジニアリング部門では、機械工学分野と他分野との連携・融合により、生み出されるトピックスとして「マイクロ・ナノバイオメカニクス:荷重支持組織の再生医療への応用」と「生体低摩擦接合」の2つを取り上げ、2030年の社会を見ていた(1)。本稿では、現…Read More

LAJ委員会 活動紹介

No.1252, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1252-43/

はじめに LAJ委員会(Ladies’ Association of JSME)は機械工学分野における女性研究者・技術者の活動を支援し、女性会員の増強を図ることを目的に、日本機械学会会員部会の下部組織として2004年10月に発足し、以下の3点を主な目標に活動を行ってい…Read More

メカジョファイル Vol. 7

No.1252, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1252-44/

LAJ委員会では、機械系女性エンジニアへの理解を深めることを目的に、メカジョファイルを発行しています。メカジョとなるに至った経緯や現状を知ってもらうことで、環境や制度が整い、これからの機械系女性技術者の活躍の道がさらに広がることを期待します。