キーワード: 技術のみちのり

医工・産学連携で生まれた 超小形軽量リハビリロボット

No.1199, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1199-42/

2017年度技術賞「医工・産学連携による麻痺患者向け装着型超小形歩行補助機の実用化」 早稲田大学・広島大学・都立産業技術高専・(株)スペース・バイオ・ラボラトリーズ・(株)イクシス   開発の願いはRE(再び)Gait(歩く) 早稲田大学 田中 英一郎 教授、広島大学 …Read More

日立モータ100年の技術結集! アモルファスモータを使った空気圧縮機

No.1198, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1198-36/

2017年度技術賞「アモルファスモータ 一体型オイルフリースクロール圧縮機の開発と製品化」 (株)日立産機システム・(株)日立製作所   アモルファスモータを使った製品第1号 (株)日立産機システムと(株)日立製作所は、IEC規格最高効率クラスであるIE5(産業用モータ…Read More

上下の揺れを抑えて快適な乗り心地に (公財)鉄道総合技術研究所・日立オートモティブシステムズ(株)

No.1197, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1197-38/

2017年度技術賞「鉄道車両用上下制振制御システムの開発」 (a) 開発した装置の実車への搭載状況(JR九州 77系客車「ななつ星in九州」) (b) システムの構成 (c)上下制振制御システムの振動低減効果例 (走行速度60km/h)   図1 開発した鉄道車両用上下…Read More

鉄のうねりが新技術への扉を開く トヨタ自動車(株)

No.1196, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1196-38/

2016年度技術賞『レーザー円形走査溶接法「LSW」を用いた車体骨格開発』   スポット溶接に代わる技術 トヨタ自動車(株)は、世界初の溶接技術レーザースクリューウェルディング(Laser Screw Welding;LSW)を開発した。車体骨格の剛性と強度を向上させ、…Read More

レーザ加工機事業への挑戦 三菱重工工作機械(株)

No.1195, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1195-40/

2016年度技術賞「微細レーザ加工機の開発」 図1 微細レーザ加工機「ABLASER」 機械の土台には、熱変位が少なく防振効果が高いグラナイト(花崗岩)を使っている。 微細化社会のものづくりを支える機械 2014年10月、三菱重工工作機械(株)は、レーザ加工機事業の製品第一弾とな…Read More

不可能を可能に! ヘリウム密封への挑戦 (株)HGST ジャパン

No.1191, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1191-44/

2016年度技術賞「ヘリウム密封型大容量ハードディスクドライブの開発」   大容量化を実現した技術 クラウドビジネス向け需要の増加により、大容量で消費電力が小さい高性能のHDDが求められている。2013年11月、HGST社は、(株)HGSTジャパンが中心となって開発した…Read More

車からラップまで プラスチックの壊れ方を予測する 旭化成(株)

No.1190, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1190-40/

プラスチック製品や素材を設計 2014年、旭化成(株)は、高分子材料の変形や破断を正確に予測するCAE ソフトウエアを開発し、2015年に販売を開始した。高分子の変形や亀裂は、微視的な損傷が原因で起こる。その挙動を数式でモデル化することで、従来の高分子材料構成則では不可能だった、…Read More

地球に優しい船は翼から泡を出す

No.1189, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1189-38/

~ 2016年度技術賞「気液二相流のスマート制御に基づく船舶の乱流摩擦抵抗低減技術の実用化」~ Eco-friendly な船の開発 我が国の造船竣工量は世界第3 位であり、海外貿易の大部分で船舶輸送が利用されている。船舶の燃料消費の大部分(大型船舶では燃料の70% 以上)は、海…Read More

既成概念を打ち破れ トヨタ自動車(株)

No.1187, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1187-40/

~ 2015 年度技術賞「シリンダヘッド下面の小径フライスによるターンミル加工技術」~   シリンダヘッドも工具も回す新工法「ターンミル加工」 2014年、トヨタ自動車(株)は「ターンミル加工技術」を開発し、シリンダヘッドの下面仕上加工工程を行う加工機の、小型汎用機化・…Read More

実現!燃料電池自動車の量産化 〔トヨタ自動車(株)〕

No.1185, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1185-38/

燃料電池自動車「MIRAI」 未来を見据えた目標 「2050年までに、新車CO2排出量を2010年比90%低減」これがトヨタ自動車(株)の目標である。これ以上、地球温暖化が進行しないように、なんとしてもCO2排出量を減らさなければならない。トヨタは長年、FCV(燃料電池自動車)の…Read More

最高効率の火力発電を追い求めて 三菱日立パワーシステムズ(株)・東京ガス(株)・九州大学

No.1184, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1184-44/

環境ファーストのエコ火力発電 CO2排出量の低減と化石燃料の高度利用に向けて、三菱日立パワーシステムズ(株)は、発電性能と耐久性に優れた固体酸化物形燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)を開発し、産業用・業務用分散電源として極めて高い発電効率を持つSOF…Read More

24カ月で作った世界一の葛野川4号機 (株)東芝・東京電力HD(株)

No.1183, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1183-44/

電力調整力に秀でた揚水発電~可変速揚水発電 山梨県大月市の山中、地下約500mのところに、ジェット機約3台が入るほどの大きな空間がある。東京電力HD(株)の葛野川発電所だ。ここに、2014年6月に運転を開始した世界最大容量(475MVA / 460MW)の可変速揚水発電システム「…Read More

市街地とサーキットの両方で走行するための高性能ブレーキ 曙ブレーキ工業(株)

No.1181, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1181-38/

冷却性の向上でブレーキの軽量化が可能に 曙ブレーキ工業(株)は2013年に、市販ロードカー用の高性能ブレーキの開発と量産化を実現した。今回開発したブレーキは、イギリスの自動車メーカー「マクラーレン」が発売した超高性能ロードカー「P1」に搭載されている。この車は、一般道を走り、サー…Read More

走破性も燃費も! 理想のAWD車 マツダ(株)

No.1180, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1180-40/

なぜ、走破性と燃費性能を両立できたのか? マツダ(株)は2012年、新型のAWD(All Wheel Drive) 車(i-ACTIV AWD)を開発した。路面摩擦を検知する技術 で、雨や雪で滑りやすくなった道路でもスリップを防止する。 今までよりさらに安全性が向上した車である。…Read More

未来への扉を開くICT建機 コマツ

No.1179, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1179-14/

3Dデータに合わせて自動運転 (株)小松製作所(以下、コマツ)はICT(情報通信技術)を用いて全自動ブレード制御機能を搭載したブルドーザーを2013年に、作業機・操作を自動制御する油圧ショベルを2014年に開発した。この技術は土木工事の施工方法を大きく変えた。

アスベストが見えるカメラ 東急建設(株)

No.1178, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1178-11/

カメラの仕組み 建材中のアスベストは目で見ても、どこに含まれているのかわからない。 2013年に東急建設(株)技術研究所は「アスベストが見えるカメラ」を開発した。近赤外光で照らした建材を近赤外カメラで撮影すると、コンピュータが画像を瞬時に解析して、アスベストが含まれている箇所を、…Read More