最新号 10月 (No.1211)

キーワード: 機械遺産が語る日本の機械技術史

第10回(最終回) 今後の展望

No.1201, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1201-48/

はじめに 本誌2018年3月号(Vol.121、No.1192)から連載される「機械遺産が語る日本の機械技術史」も10回目となり、今回が最終回である。いずれの内容も日本の近代化過程を主軸に、各所に機械遺産を取り込みながら平織物のように見事に構成されている。今回はこれまでの連載を背…Read More

第9回 機械工学史料

No.1200, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1200-48/

はじめに 機械工学は機械と機械技術に関わる知識の集成ないしは学問である。機械工学史料には学術書、技術書、論文や報告書、設計関連資料(仕様書、図面、規格など)、教育関連資料(教科書、講義ノート、教材など)があり、そのほか建議書、手記、口伝、カタログの類も含まれよう。これまでに学会で…Read More

第8回 生活関連機械

No.1199, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1199-44/

はじめに 生活関連機械とは、多様な技術分野を総合して生活者に新鮮な驚きを与えてきた機械群の分類である。生活関連機械の対象範囲は幅広く、特定の技術分野の発達史として捉えることは難しいが、本稿では、機械遺産の中から我々の生活に関連の深いものを生活関連機械と位置づけ、その機械技術史的な…Read More

第7回 鉄鋼鉱山機械

No.1198, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1198-38/

図1 ラック・ピニオン機構を用いた送風水車の模型 はじめに 渡来人によってわが国に鉄(素材)がもたらされたのは、紀元前3世紀(一説では紀元前8世紀)頃とされている。その後、紀元5世紀頃になると、“野たたら”を用いた直接製鉄法が伝来した。一方で同じ時期、青銅器の製作技術ももたらされ…Read More

第6回 動力機械

No.1197, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1197-40/

図1 旧峯岸水車場(機械遺産第33号)   動力機械は、明治の初めには外来語のPrime Moverを訳して運動起生機と呼ばれたこともあった。その後原動機、発動機、機関(広義のエンジン) 、エネルギー変換機械などの言葉が用いられてきた。人力・畜力機はさておき、流体機械(…Read More

第5回 輸送機械

No.1196, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1196-40/

1. はじめに 泰平の 眠りをさます じょうきせん たった四はいで 夜も眠れず 幕末1853年に浦賀沖に来航した黒船から、わが国の輸送機械の動力化の歴史が、輸入蒸気機関により始まる。20 世紀に入ると、蒸気機械の国産化が進展するとともに、電気動力・内燃動力への転換が始まる。戦前に…Read More

第4回 生産・加工機械

No.1195, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1195-42/

はじめに わが国における金属加工用の生産・加工機械の歴史は江戸時代末期における幕府や雄藩の欧州からの輸入で始まった。明治政府は各種近代技術の習得に努め、金属製の機械や部品の製作に必要な工作機械等も、輸入とともに等で輸入機を模倣して製造された。 明治後半になると、民間の製造企業が現…Read More

第3回 繊維機械

No.1194, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1194-38/

繊維機械史の概観 繊維の歴史は人類の歩みとともにあるといって良い。麻や棉など植物の繊維を、また蚕の吐く糸を材料に、身に纏うものを作ってきた。江戸時代には、織り機であるや、紋織機が使われ、機械化への第一歩を踏み出す。幕末期以降、西洋の機械化された製糸、紡績、織機、編機などの洋式繊維…Read More

第2回 機械遺産の分類と時代区分

No.1193, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1193-45/

はじめに 我が国の産業革命は日本機械学会設立(1897年)とほぼ同時期に確立したと言えるが、これは機械の「国産化」過程と重ねることができる。製品製造において材料や加工手段に輸入品を用いても、日本人のために日本人が設計・製造し、日本人がそれを使い生活するところから機械の国産化の歴史…Read More

第1回 連載を始めるにあたって

No.1192, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1192-40/

今まさに、AI、IoT、ドローン、自動運転などの技術の発展によりsociety5.0と表現される第4次産業革命の時代に入ろうとしている。このように産業構造が変化する時代においては、過去の蒸気機関・電動化・電子制御化といった技術変遷史を改めて学ぶことは極めて重要である。 日本機械学…Read More