日本機械学会サイト

2025/6 Vol.128

表紙:経年変化してグラデーションに紙焼けをした古紙を材料にコラージュ作品を生み出す作家「余地|yoti」。
古い科学雑誌を素材にして、特集名に着想を受け、つくりおろしています。

デザイン SKG(株)
表紙絵 佐藤 洋美(余地|yoti)

バックナンバー

特集 母国語で学術論文を書く意義

特集にあたって

渋谷 陽二(信州大学、長崎大学)

なぜ特集号に 図1の左は、日本機械学会誌の2025年3月号、右は米国機械学会(ASME)Mechanical EngineeringのNo. 07/146(December, 2024)号である。機械学会誌は60ページ、ASME誌は64ページで、ほぼ同じボリュームの薄っぺらい雑誌…Read More

特集 母国語で学術論文を書く意義

学術活動を取り巻く環境と和文学術誌の意義

編修理事会

学術成果は人類全体で共有するべき総合知 学術研究、すなわち知的創造活動による成果は人類全体で共有すべき知的財産であることが望まれる。気候変動、資源・エネルギー、国際紛争、パンデミックなど取り組むべき喫緊の課題が山積する不安定で不確実な未来社会において、人類の安寧と世界の平和・安全…Read More

特集 母国語で学術論文を書く意義

日本の学会発行和文誌の取り巻く状況と本会の取組み

学術誌編修部会

日本機械学会論文集の近況 本会の和文論文誌である「日本機械学会論文集」は、1935年に創刊されて以来、いくつかの誌名変更を経て、現在では第90巻を超えるに至っている。本誌は、日本の機械工学分野における研究成果を広く共有する場として長年にわたり重要な役割を果たしてきた。創刊当初は掲…Read More

特集 母国語で学術論文を書く意義

대한기계학회논문집의 과거 , 현재 그리고 미래에 대한 조망
大韓機械学会論文集の過去、現在、そして未来の展望

Yoon-Suk Chang(Kyung Hee University)

〈日本語訳は後掲〉 서 론 서울특별시에 소재하고 있는 사단법인 대한기계학회(회장 배중면)는 사회일반의 이익에 공여하기 위하여 기계에 관한 학문・기술의 진보・발전을 도모하고 공업발전에 기여할 목적으로 1945년 창립되었으며 2025년 1월 기준 회원 수는…Read More

特集 母国語で学術論文を書く意義

关于中国机械工程学会出版中文版 《机械工程学报》的意义说明
中国機械工学会が発行する「中国機械工学ジャーナル」の意義

李 涤尘(西安交通大学)・尚 福林(西安交通大学)

〈日本語訳は後掲〉 我也是中国机械工程学会的会刊《机械工程学报》的编委以及其子刊《Additive Manufacturing Frontier》(英文版)的执行主编。我对中国机械工程学会的学术期刊有深入了解。 首先介绍一下中国机械工程学会主办的期刊。中国机械工程学会主办了约40…Read More

特集 母国語で学術論文を書く意義

『日立評論』にみる母国語での論文執筆の意義と効果

日立評論編集事務局〔(株)日立製作所〕

Abstract 学術論文は、論文誌の投稿から採択に至るまでのプロセスを念頭に英語で執筆されることが多いが、企業などの技術的成果の発信を目的とした論文を掲載する技報では、対象とする地域・市場に合わせた言語で執筆することが重要となる。本稿では、社会課題を解決する日立グループの取り組…Read More

特集 母国語で学術論文を書く意義

東芝の研究開発・技術成果を紹介する技術論文誌「東芝レビュー」

藤井 孝佳〔(株)東芝〕

東芝レビューの創刊 技術で戦後復興の一翼を担う決意 東芝レビューは、前身の芝浦レヴュー、マツダ研究時報、無線資料の3誌を統合し、1946年に創刊された(図1)。創刊号の冒頭には、「科學日本建設の一翼を擔になふ可べき技術および研究機關を有する民間會社にあっては、その活動の成果を速か…Read More

特集 母国語で学術論文を書く意義

「機械の研究」歴史と役割

及川 雅司〔(株)養賢堂〕

「機械の研究」の変遷 「機械の研究」誌は、機械工学分野の最前線の知見を発信する目的で創刊された。その歴史は深く、創刊当初から学術界との密接な関係を築き、数々の重要な研究成果を世に送り出してきた。本誌は、技術者や研究者にとっての知識共有の場として機能するとともに、日本国内の技術革新…Read More