日本機械学会サイト

2026/3 Vol.129

装置製作:高山芳の
(多摩美術大学大学院美術研究科デザイン専攻 統合デザイン領域 在籍)
金属・磁石・モーターなどの単純なメカニズムを用いた装置は、重力や摩擦を受け入れながら、ある行為を繰り返します。その姿は、私たちが呼吸し、脈を打ちながら生きていることを思い出させます。本誌では、学部の卒業制作である 10 体の装置〈脈拍〉を中心に、全 12 体の作品を紹介します。

バックナンバー

特集 循環経済の実現に向けた機械工学の役割

学会横断テーマ「循環経済の実現に向けた機械工学の役割」活動報告

小野田 弘士(早稲田大学)

学会横断テーマの目的 循環経済における機械工学の役割 今後の経済活動において、短期的な利益や物質的豊かさを追求する成長モデルから脱却し、 資源の投入量や消費量を抑えつつ、ストックを有効利用しながら付加価値の最大化を図る循環経済を目指していく必要がある。デジタル技術の発展や環境配慮…Read More

特集 循環経済の実現に向けた機械工学の役割

産学官連携によるサーキュラーエコノミーの推進

増井 慶次郎(産業技術総合研究所)

CEラボ設立の背景と活動概要 資源の有効利用を進め、経済を発展させていく社会像として循環経済(サーキュラーエコノミー:以下CEと略す)社会への移行が求められている。そのような状況の中、2022年10月に、産業技術総合研究所と日立製作所は、産総研臨海副都心センターに、日立-産総研サ…Read More

特集 循環経済の実現に向けた機械工学の役割

CASE 戦略を対象としたライフサイクルシミュレーションによる自動車の環境負荷評価

村田 秀則(大阪大学)

はじめに 自動車産業およびモビリティシステムは、Connected(コネクテッド)、Autonomous(自動運転)、Shared & Services(シェアリング/サービス化)、Electric(電動化)からなるCASE戦略の進展により、大きな転換期を迎えている(1)…Read More

特集 循環経済の実現に向けた機械工学の役割

固体バイオエネルギーによる循環経済の実現に向けた機械工学の役割

井田 民男(近畿大学)

背景 固体バイオエネルギー開発における「空白」の道のり 2002年世界ペレット国際会議がストックホルムで開催された。我が国からは、産業技術総合研究所関西センター(元・大阪工業試験所)から元・佐野化学部長、本庄研究員、ペレットクラブ・小島代表、近畿大学から渕端教授、井田らが出席し、…Read More

特集 循環経済の実現に向けた機械工学の役割

リサイクル困難な廃棄物の高効率なエネルギー活用とカーボンニュートラル化

藤井 実〔(国研)国立環境研究所〕

はじめに 2050年におけるカーボンニュートラルの実現に向け、エネルギー起源のCO2のみならず、資源循環・廃棄物分野を含めた包括的な対策が求められている。日本では一般廃棄物、産業廃棄物の多くが焼却処理されており、焼却熱の一部は300℃前後から最大で450℃程度の蒸気に変換されて発…Read More

特集 循環経済の実現に向けた機械工学の役割

若手研究者が考えるサーキュラーエコノミーを描く上での機械工学の役割

藤井 祥万(東京大学)

機械工学はBig pictureを自ら描けるだろうか 地球規模で進行する気候変動問題や資源制約の深刻化を背景に、欧州を中心に「気候中立」や「循環経済」の実現が重要な政策目標として掲げられている(1)。従来の大量生産・消費・廃棄を前提とした線形型経済モデルは、経済成長を支える一方で…Read More

特集 循環経済の実現に向けた機械工学の役割

循環経済におけるごみ焼却施設の役割

小野田 弘士(早稲田大学)・鈴木 康夫〔JFE エンジニアリング(株)〕・太田 智久〔(株)タクマ〕

循環経済においてごみ処理は太宗ではない 循環経済におけるごみ焼却施設の役割とは? 従来のリニア経済にあっては、その最後の部分を担うごみ処理であるが、循環経済社会ではできるだけごみを出さない仕組みが優先されるので、その役割は縮小・変化すると見込まれる。現在のごみ処理の一環でなされて…Read More