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2018/7 Vol.121

【表紙の絵】
みんな健康マシン
袴田 怜知 くん(当時8歳)

この機械の名前は「エンストターミル」。どんな病気やケガでも必ず治します。スーパーコンピューター50台分の性能があり、原因不明の病気でも情報を入力すると、正確に原因と治療法を診断してくれます。レーザー、薬剤、その他様々な物質を放出して、病気やケガを完治させます。
みんなが絶対に健康になれるマシンです。

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機械遺産のDNA

幹線用電気機関車ED15形

図1 幹線用電気機関車ED15形展示(機械遺産 第45号)

1. 日本最初の幹線用国産電気機関車

機械・電気協調の国産技術—日立の開拓者精神の原点

ED15形電気機関車は1924年に第1号機が製作された幹線用直流電気機関車であり図1、1926年までに合計3両が製作された。

日立製作所は1910年に創業したが、始まりは日立鉱山の修理工場であった。したがって、鉱山から採掘された鉱石の坑内輸送用として重量2〜10t程度の電気機関車は製作していたが、電圧は直流400〜600V程度、出力は20〜30kW程度、牽引する荷重は10t程度、最高速度は10km/h程度であった。

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