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2025/2 Vol.128

表紙:経年変化してグラデーションに紙焼けをした古紙を材料にコラージュ作品を生み出す作家「余地|yoti」。
古い科学雑誌を素材にして、特集名に着想を受け、つくりおろしています。

デザイン SKG(株)
表紙絵 佐藤 洋美(余地|yoti)

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深層断面 JSME EDITION

後発薬、構造改革なお途上

安川結野、編集委員・神崎明子(日刊工業新聞)

日刊工業新聞 深層断面
JSME EDITION

供給不安まもなく4年

後発薬(ジェネリック医薬品)を中心とする医療用医薬品業界の構造改革が途上にある。一部メーカーの品質不正に端を発する供給不足が顕在化して4年。メーカーは増産に全力を挙げるが、個社での対応には限界がある。底流にある脆弱な収益体質やこれに拍車をかける薬価制度に切り込まなければ、本質的な解決にはつながらない。健全な競争環境をどう実現するか問われる局面にある。

健全な競争環境どう実現

「膿を出し切るつもりで細部まで点検し、徹底を求めた」。

11月中旬に開催された厚生労働省の関係者会議(図1)。後発医薬品の製造や試験方法に関する自主点検結果について日本製薬団体連合会の委員はこう強調した。承認された手順と製造実態が異なるケースが全体の4割に上ったことに医療関係者から厳しい声が相次いだ。一方で「こうした状況が生まれた原因を追及し、今後につなげることが重要」との趣旨の発言もあった。まさにこの点が問われている。

図1 厚労省の「医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議」では医療関係者から現状に対する厳しい意見が相次いだ(18日夜、都内)

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