AI/Robot/IoT で変わる製造現場
ソフトウェアに合わせた組織作り 効率化だけではない価値創出とは 〜「Factory Innovation Week 東京」の講演から〜
Unitreeのヒューマノイド「G1」
代理店のTechShareが出展し注目を集めていた
製造業DXに関する「スマート工場 EXPO」、ロボット化に関する「ロボデックス」など製造業の課題解決をテーマとした展示会「Factory Innovation Week東京」が2025年1月22~24日の日程で東京ビッグサイトで開催された。主催はRX Japan(株)。生成AIやロボット活用に関する講演の一部を紹介する。
新技術活用のためには「ソフトウェアに合わせた組織づくり」を
Boston Dynamics,Inc.
CSO(最高戦略責任者)
Marc Theermann 氏
汎用ロボットの開発を目指しているBoston Dynamics CSOのMarc Theermann氏は「間もなく大規模言語モデルを活用し自然言語で自律ロボットと対話が可能になる」と述べ、知名度の高い同社のヒューマノイド「Atlas」のほか、物流向けモバイルマニピュレータ「Stretch」、4脚ロボット「Spot」の現状を紹介した。5~7年後を想定したロードマップも初披露され、自律移動ロボットが倉庫や工場のなかで管理システムからの指示に合わせてロボットが動きまわる未来のCGも紹介された。
キーワード:AI/Robot/IoT で変わる製造現場
表紙:経年変化してグラデーションに紙焼けをした古紙を材料にコラージュ作品を生み出す作家「余地|yoti」。
古い科学雑誌を素材にして、特集名に着想を受け、つくりおろしています。
デザイン SKG(株)
表紙絵 佐藤 洋美(余地|yoti)