日本機械学会サイト

目次に戻る

2025/5 Vol.128

表紙:経年変化してグラデーションに紙焼けをした古紙を材料にコラージュ作品を生み出す作家「余地|yoti」。
古い科学雑誌を素材にして、特集名に着想を受け、つくりおろしています。

デザイン SKG(株)
表紙絵 佐藤 洋美(余地|yoti)

バックナンバー

特集 日本の標準化対応はなぜ遅れるのか- 課題と取り組み

サービスロボットの安全運用に関する国際規格

中坊 嘉宏〔(国研)産業技術総合研究所〕

日本が主導するサービスロボットの安全と普及

産業用ロボットで世界をリードしてきた日本において、今、最も大きな社会課題のひとつが労働力不足と超高齢化であり(図1)、その解決法のひとつであるサービスロボットの導入は、今後数十年にわたるメガトレンドだと考えられる。ただしそれには柵で囲って安全を確保する産業用ロボットとは異なり、人と共存するロボットの安全をどう確保するかの問題を解決せねばならず、早くからサービスロボットの安全性を確保するための研究開発と国際標準化、ルールづくりが進められてきた。

図1 少子高齢化と労働人口の減少

会員ログイン

続きを読むには会員ログインが必要です。機械学会会員の方はこちらからログインしてください。

入会のご案内

パスワードをお忘れの方はこちら

キーワード: