特集 日本の標準化対応はなぜ遅れるのか- 課題と取り組み
日本溶接協会の標準規格活動溶接学会との協力関係
はじめに
溶接にかかわる作業は、多岐にわたっており、さまざまな状況において、溶接品質を保つ必要がある。このため、溶接材料(溶接棒、溶接ワイヤなど)の品質を保つこと、溶接作業者の技量、溶接手順、溶接施工要領書の策定、溶接作業者の技量の確認、溶接機器の安全・動作保証などの標準化が重要になっている。これらを行うために、溶接に関わる日本産業規格(JIS)や日本溶接協会規格(WES)が定められている。これらは貿易障壁などを生じないようにするため、溶接に関連する国際規格との整合性を考慮しなければならない。このため、国際規格審議にも積極的に参加する必要がある。これらの活動を推進するためには、活動中心は溶接産業に関わる会員会社であるが、学術的な進展が標準化に密接にかかわっているため、中立委員を多数含んでいる溶接学会と密接に連携をとり活動している。
表紙:経年変化してグラデーションに紙焼けをした古紙を材料にコラージュ作品を生み出す作家「余地|yoti」。
古い科学雑誌を素材にして、特集名に着想を受け、つくりおろしています。
デザイン SKG(株)
表紙絵 佐藤 洋美(余地|yoti)